ワセリンによる花粉症対策。効果はあるが持続性に課題有り。本格花粉症シーズン突入の前に最寄りのクリニックへ。

ブログ 16年01月29日 15時30分
このエントリーをはてなブックマークに追加
こんなことなら早く病院に行ってりゃ良かった。一晩で治ったというのは大げさですが、ひどい鼻づまりで眠れなかったのが、お薬飲んだ日からぐっすり。頭重感も解消されました。処方薬スゴイ。しかも慢性副鼻腔炎(以下、蓄膿症)発覚のおまけ付き。本格花粉シーズン突入前で良かった。



ネットの花粉症ワセリン情報もあながち嘘じゃないけどさ


11月ごろから(10月だったかも)、鼻づまり鼻水でボーっとしだしたのですが、気づかないフリをしていたのです。

ネットであれこれ調べてみたら、

「ワセリンが良い。要は鼻の粘膜に花粉がつかなければいいのだから、油性であるワセリンを鼻の穴に塗ることでガードすれば」

ほほう・・・理にかなってる!さっそくトライしましたよ。

「鼻づまりが軽くなった気がする!効いている気がする!!今年の花粉はこれで乗り切る!」

そう思ったのもつかの間。

2週間ほど試したのですが、鼻づまりが治ることはなく先日片方の鼻が完全に閉じる。早いゲームオーバーでした。

鼻閉によって息ができないことによる口呼吸が原因で、風邪をひく始末。こりゃあかんと思って、速攻耳鼻科へ行きました。


実は毎年恒例、自己対処の限界を思い知る。


あとは冒頭の通りです。蓄膿症治療と、花粉症の症状を抑えるためのお薬を処方していただきました。

そ〜したら、びっくり。その日の晩は鼻が詰まることなく久しぶりにぐっすり眠れたのです。

ハヤクイットケバヨカタヨ。

今年はワセリンでしたが、昨年は「ひょっとしたら病院行かなくても乗り切れるかも」という謎の願掛け。その前は「市販薬で乗り切る」と、毎年自己対処を試みては、すぐにゲームオーバーしているのです。その都度「早く病院行っとけばよかった」って思うんですけどね。

市販薬による自己対処も大事ですが、さくっと近所のクリニックへ行くことのほうが、やはり素人としては安心だと実感しています。花粉症などのアレルギー性鼻炎がもとで、本人は気づかないだけで蓄膿症を発症していたりしますし。


盲点だった!ワセリントラップをすり抜ける花粉たち


確かにワセリンを塗ったことで症状が軽くなったような気がしたんですよ。しかし鼻づまりはよくならない現実。

「プラセボ効果って、ひょっとしてコレのことだったのかも・・・」
とよぎったり。

結構たっぷり塗って、マスクももちろんしていました。プラセボ効果でなかったとしたら、ワセリンでもトラップできない量の花粉を吸い込んだということなのでしょうが、花粉大量飛散の時期には早すぎるし・・・。

または、ワセリントラップをすり抜けた微量の花粉が積もりに積もってアレルギー症状発症の閾値を超えたということでしょうか・・・。うん、なんだか濃厚な線。

たどりつたい答えはこう。

「ワセリンによる花粉トラップは、持続性に疑問が残る」です。


論文はあるけど、持続性の観点が抜けてる気が


いわゆる花粉ブロッククリームの効果について海外の論文があるそうで、「薬剤師の地域医療日誌」というブログを運営されている、薬剤師の青島先生が日本語で紹介してらっしゃいます。

その論文によると「6割近く有意に減らせる」とあるそうです。ただ私が気になったのは、

9日間という追跡期間のほう。

実は私がワセリンによる花粉トラップに挑戦してから挫折したまでの期間が、だいたい14日間くらいなんですよ。

ワセリントラップを始めた当初は、確かに症状が軽くなってはしゃいだのです。今年はこれで乗り切れるって思ったからこそ、クリニックへ行かなかった。私の場合の主な症状というのは、鼻づまりで夜眠れないこと。だいたい口呼吸になっちゃってて、朝起きると喉が痛いのです。

ワセリンを塗った初日から数えて2、3日後には、鼻は詰まるけれども息はできる程度だったから眠れたんです。喉もそれほど痛くない。それから毎日欠かさず、外出の有無に限らず鼻に塗りたくってました。家でもマスク。外出時は、3時間くらいたったらトイレで塗り直しもしましたよ。

「このまま症状が低空飛行してくれたらいいなあ」

そう期待した2週間でしたが、先日の片鼻完全鼻閉で、ワセリン先生に別れを告げたのでした。

プラセボ効果か、はたまたワセリントラップをすり抜けた花粉たちの仕業か。
ご参考までにmy鼻毛は豊かで太くモサモサなほうです。

花粉症というのは、たいてい何ヶ月にも及ぶ、風邪などに比べたら長い戦いです。件の論文の「6割に効果」というのは驚きですが、一方で実態との乖離も感じます。次のステップとして、ぜひ長期間に渡る実験も。

論文はこちらより読めます。http://archotol.jamanetwork.com/article.aspx?articleid=647888

さて、それも踏まえてメーカー各位は「花粉ブロッククリームはこの量でこの位の花粉をトラップできる!」と謳う前に、「鼻毛付きの模擬鼻」に花粉ブロッククリームを塗って、どのくらいの花粉がすり抜けるのか実験してほしいものです。


ところで、花粉ブロッククリームの正体はワセリン。


件の論文ではワセリンとは書いておらず「花粉ブロッククリーム」とあります。一方私が使用したのはワセリン。一見違うもののように見えますが、(ほぼ)同じものだと思っています。

だって質感は当然、表示名である「精製長鎖炭化水素」とは、まあワセリンを難しく言い換えた言葉。DHMO的な。

花粉ブロッククリームについては、「高度に精製された」だとか「体温での流れにくいような特殊な製法」と検索でヒットしますが、それならば、2、3時間ごとに塗り直してあげれば済む話なのです。

ワセリンに比べたら独特の匂いも確かに抑えられています。しかし500円のワセリンもそんなに臭いませんよ。ちょろっとだけ石油の匂いを感じる瞬間もありますが、花粉症の辛さに比べたら屁のカッパです。それでいて数十倍の値段差!商売の知恵と、私はじめ消費者の無知を実感します。


あまった大量のワセリンの使い道


いや〜500円くらいだったとはいえ、ワセリンが丸々余っちゃいましたよ。

なにかいい使い道ってないですかね?もったいない。


追伸
私の場合は、マスク+お薬で花粉症は乗り切れそうです。
お薬の効きが悪いという人がマスクにプラスして、ワセリントラップを利用するといい気がします。
(たねの)